新着情報

2023 / 12 / 05  12:00

村田裕康PTの論文がFrontiers in Nutrition誌(IF5.0)に掲載されました

Hiroyasu Murat, Syoichi Tashiro, Hayato Sakamoto, Rika Ishida, Mayuko Kuwabara, Kyohei Matsuda, Yoshiaki Shiokawa, Teruyuki Hirano, Ryo Momozaki, Keisuke Maeda, Hidetaka Wakabayashi, Shin Yamada Impact of rehabilitation dose on body mass index change in older acute patients with stroke: a retrospective observational study Front. Nutr., 05 December 2023 Volume 10 - 2023 | https://doi.org/10.3389/fnut.2023.1270276 脳卒中急性期では、全身状態や意識障害などにより活動量が低下し、経口摂取が不十分となり、栄養不良や体重減少が頻繁に発生します。栄養不良や体重減少は患者の臨床転帰に悪影響を及ぼすため、急性期入院中からこれらを予防する必要があります。本研究では、回復期リハビリテーション病院へ転院した65歳以上の急性期脳卒中患者187名を対象に横断研究を行ったところ、急性期入院中のリハビリテーション量(理学療法と作業療法の合計)が多いほど、体重減少が抑制されていることが明らかとなりました。すなわち、高齢患者において脳卒中急性期リハビリテーションの実施量を増やすことが栄養不良の予防策になりうる可能性を初めて示しました。
2023 / 09 / 15  12:00

Chat-GPTのリハビリテーション応用に関する研究を発表

Chat-GPTに代表される人工知能は、医療を含む多くの産業のあり方に大きな影響を与える可能性があるものとして近年注目されています。リハビリテーション医学教室の張亮 (ZHANG, Liang)医学研究生は、同教室の田代祥一講師らとともにChat-GPT ver.4.0をリハビリテーション領域に応用する試みを世界に先駆けて行い、その成果がJournal of Rehabilitation Medicine誌に9月11日付で掲載されました。さらに11月3日付のEditor's Choiceで大きく取り上げられました(https://www.facebook.com/JRehabilMed)。同誌はリハビリテーション医学領域の研究を最も古くから先導してきた権威ある雑誌です。 Liang ZHANG, MD, PhD, Syoichi TASHIRO, MD, PhD, Masahiko MUKAINO, MD, PhD and Shin YAMADA, MD, PhD Use of artificial intelligence large language models as a clinical tool in rehabilitation medicine: a comparative test case J Rehabil Med 2023; 55: jrm13373 脳卒中症例をChat-GPTに評価させることにより、リハビリテーションに関連する問題点と必要な治療手段を広く網羅できることを示しました。さらに、Chat-GPTはリスク管理やゴール設定といった課題についてまで、臨床で活用できる水準の良質な回答を提示することができました。また論文では、脳卒中患者の障害像をWHO国際生活機能分類(International Classification of Functioning, Disability and Health)の枠組みに基き自動的に分類できる可能性を論証しました。
2022 / 08 / 16  12:00

理学療法士 清水 大貴 氏、第47回日本運動療法学会 最優秀演題賞受賞

理学療法士 清水 大貴 氏、第47回日本運動療法学会 最優秀演題賞受賞

7月2日に開催された日第47回本運動療法学会学術集会(小林龍生大会長)において発表した「肺高血圧症患者における運動耐容能および下肢機能低下を規定する因子の探索」がみごと最優秀演題賞に選出されました。

清水氏は、肺高血圧症にフィットネスの低下をもたらす要因を調べるため、当院で右心カテ検査を実施した肺高血圧症患者262例の心機能や体組成、身体機能を詳細に調査しました。心肺機能の最も良い指標とされる6分間歩行距離に影響を与える因子として、平均肺動脈圧の他に、筋の質や栄養状態を反映する「位相角」という指標が強く関連していることを見出し、リハビリテーション栄養の重要性を示しました。この他にも若年層における下肢運動機能低下が特徴的であったことから、下肢運動機能を標的としたリハビリテーションが重要であることを明らかにしました。

写真は、左より田代祥一講師、山田深教授、清水大貴氏、循環器内科・合田あゆみ講師、循環器内科・河野隆臨床教授

2022 / 06 / 06  13:00

令和5年度後期研修:一次募集

当教室での令和5年度~の後期研修へのご応募ですが、6月30日を一次〆切とさせていただくことにいたしました。

こちらに基づいて選考を行い、内定者リストの作成を進めて参ります。定員に満たなければ二次、三次募集を行う可能性もありますが、リストの順番は必ず一次>二次>三次の方と致します。ご応募いただける場合は、応募書類をお送りしますので一度HPフォームよりご連絡いただきますようお願い致します。

なお、次の点にご留意ください。

・大学病院としての書類提出期限とは異なるものになります。

・東京都専攻医数シーリングの影響を受ける可能性があります。

ご質問などは随時お受けしておりますので、遠慮なくご連絡ください。

医局長・講師 田代祥一 MD, PhD

2022 / 01 / 12  12:00

SCU集合写真

SCU集合写真

2年ぶりに脳卒中ケアユニットの集合写真を撮影しました。
主に脳卒中科の先生方ですが、塩川脳神経外科教授(センター長)と山田教授(副センター長)、田代講師(副病棟医長)も入っております。

1 2 3 4