新着情報
がんのリハビリテーションに関する運動の役割(Journal of Cancer Rehabilitation誌)
Journal of Cancer Rehabilitation誌では、『がんのリハビリテーションに関する運動の役割』と題したWebinarを開催しました。田代祥一講師はこのWebinarの邦訳に中心的に携わり、9/15に文書が公開されました(リンク)。
がん患者に運動療法を進める上で、患者との間でどのような問題が生じるのか、病院中で部門を立ち上げる際にどのような軋轢があるのか、パネリストたちがどのように解決してきたのかなどについてのわかりやすいトークです。WebinarはYoutubeでご覧になれます:https://www.youtube.com/watch?v=rfgps3cJqck
令和4年度後期研修:二次募集
宇宙飛行とリハビリテーション(講演)
山田 深教授が、PwC Japanにて『宇宙飛行とリハビリテーション』についての講演を行い、記事が公開されました。
宇宙医学におけるリハビリテーションの位置づけがよくまとめられておりますので、リンクさせていただきます。
https://www.pwc.com/jp/ja/knowledge/column/healthcare-hub/interview03.html
令和4年度後期研修:一次募集
宇宙飛行士の健康管理業務に参加 山田教授らが身体機能維持のための運動プログラム監修

4月23日18時49分、日本人宇宙飛行士 星出彰彦さんらを乗せた米スペースXの宇宙船クルードラゴンが国際宇宙ステーション(ISS)に向けて飛び立ちました。
杏林大学は、今回、ISSに長期滞在する日本人宇宙飛行士の健康管理運用業務に参加します。
健康管理運用業務は、栄養管理、運動・生理学対策、精神心理支援、放射線被ばく管理、宇宙食・生活用品関連業務など多岐にわたります。そのため、業務は、各分野において専門性の高い大学や企業7団体が参加し、有人宇宙システム株式会社(JAMSS)がとりまとめて行うことになります。
杏林大学が行うのは、このうちの運動・生理的対策で、医学部リハビリテーション医学 山田深教授、田代祥一講師、保健学部理学療法学科 門馬博講師が担当します。
今回の業務について、これまで何度も国際宇宙ステーションに滞在した日本人宇宙飛行士の健康管理に携わってきた山田教授は、
「本学は、宇宙飛行士の体力測定・運動指導の一環を担当します。
打ち上げ前からISS滞在中、さらには帰還後のリハビリテーションに至るまで、一貫して身体機能の維持向上を図るべく、専門的立場から運動プログラムを監修します。また、今回の業務受託を機として、宇宙開発の分野において本学の知見と活かし、日本人宇宙飛行士の活躍を学術的な視点から支援して参ります」
と話しています。
(写真はNASAサイトより転載)