新着情報

2020 / 06 / 01  12:00

Pusher現象に対する腹臥位療法の効果に関する研究

Pusher現象(プッシャー現象、プッシング現象)とは、脳卒中や脳腫瘍で脳の特定の領域が障害された場合に、姿勢を適切に維持できなくなってしまう症状です。体を支えている手で、倒れてしまう方向へ突っ張って押す、より倒れる方向へと力を掛けてしまう様子からこの名称がつけられています。

杏林大学医学部付属病院では、プッシャー現象の治療として、簡便かつ安全なリハビリ手技である「腹臥位療法」を行っていますが、ご入院中のリハビリに関する後方視的な調査を行います。医学部倫理委員会の審査・承認を受けた方法で、個人情報は完全に匿名化して解析いたします。該当する患者さんで、ご質問がある方や組み入れを望まれない方はご連絡を頂ければ幸いです。詳しくは、上部の「患者さんへのお知らせ」タブをご覧ください。責任者:池田 光代(作業療法士長)、山田 深(教授)